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60%介護のすすめ。60%の力での介護が、身も心も疲れない介護の仕方。

 「がんばらない介護生活を考える会」という会を結成しました、是非、賛同者としてかかわって欲しいとの依頼があったのは今年のはじめでした。すぐに了解の返事を出し、現在に至っています。会の趣旨がまったく同感だったからです。

 1997年に「60%介護のすすめ(1)(2)」(保育社)という本を出して早や6年が経ちます。その間、現在においても100%介護で燃え尽きそうになる介護者を何人もみてきました。

 60%介護の提案は「手抜き」ではなく、「がんばらない介護をしてみませんか」ということです。よく「60%の意味は?」と聞かれることがあります。その意味は60%くらいの力で介護をし、40%は(1)介護の仕方を知る。(2)社会資源を上手に利用する。(3)専門家と知り合いになり相談する。(4)遠慮しないで協力者に声をかける。(5)遠い親戚の方や協力者は口を出さずに経済的な援助の手を差し伸べる。

 60%の力での介護が、身も心も疲れない介護の仕方と思います。(5)については介護者の周りにいる方でいろいろな注文をされるが介護の手を出されない方がおられます。こういう方が介護者にとっては一番ストレスになる方です。相談中に泣いて訴えられる多くはこのケースです。「よくやっておられますね」と労をねぎらってあげてください。その一言で明日へのエネルギーがわいてくるそうです。今回は「60%介護のすすめ」の提案でした。


宮田 ともえ(みやた ともえ)
「がんばらない介護生活を考える会」賛同者。社会福祉士、看護師、介護福祉士、ケアマネージャー。看護師として県立病院(愛知)訪問看護師(名古屋市)ホームヘルパー(名古屋市社会福祉協議会)を経て現在(有)ライフサポートてくてく代表、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所を展開。著書に「60%介護のすすめ」?介護のポイントと実際(保育社)、「60%介護のすすめ」?介護を無理なく長続きさせるために(保育社)。「がんばらない介護生活を考える会」賛同者。

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