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ゆとりある笑顔が返せるために「力を入れすぎず」に長期戦を乗り越えたい。

 人生80年の時代を迎え、介護は人ごとではありません。ましてや誕生する子どもの数がベビーブームの時に比べ100万人程少なく、今後出生数の増加が期待できない21世紀になっています。「一体、私の老後を誰に委ねればよいのでしょう?」と思われる方がいらっしゃることでしょう。

  一人っ子の私が仕事をこなしながら両親の看病と介護を経て、2人を見送ることができたのも、家族の理解と協力そして適切な援助が得られたからだと思っています。介護は未来を夢見ることのできる子育てと異なり、先に待つものは「死」、誰も避けることができず、平等に忍び寄る人生の終着駅なのです。

 看取る側、看取られる側の両者がお互いに安心と少しでも充足が得られるために、「力を入れすぎず」に長期戦を乗り越えたいものです。ゆとりある笑顔が返せるためにも。


末原 紀美代(すえはら きみよ)
大阪府立看護大学看護学部 母性看護学・助産学教授。日本母性看護学会理事、日本助産学会評議委員、全国助産師教育協議会副会長。日本看護系大学協議会専門看護師教育課程認定委員(母性看護)。著書に「20歳を過ぎたらブレストケア」(共著)、「乳がん全書」(共著)、「医療の行動科学」(共著)など。「がんばらない介護生活を考える会」賛同者。

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