
がんばらない介護生活を考える会 委員

中央法規出版株式会社 第1編集部

厚生労働省 社会援護局 福祉基盤課長
「「わがまま」のつながり方 〜被災地で地域包括ケアをつくるために〜」
諏訪中央病院 名誉院長 / がんばらない介護生活を考える会 委員代表



「わがまま」という言葉には「我がまま」という思いがこめられています。「病気や障害を抱えたり、年をとると、どうしても自由に、思うままに生きることが難しくなってしまう。でも、人はどんな状態であっても、我のままに生き、我のままに死ぬこと、自己決定ができることが大切である」。そして、「地域包括ケアとは、医療と介護のサービスを増やし、つなげることだけではなく、一人ひとりの"わがまま"にこたえられるネットワークや、自由な生き方を認め合う地域づくりこそが本質である」と語りました。被災地の地域包括ケアについて、参加者の方々と一緒に考える時間となりました。
NPO法人メイアイヘルプユー 理事 / がんばらない介護生活を考える会 委員
NPO法人トータルライフサポート 相談員 / がんばらない介護生活を考える会 委員



参加者からいただいた質問に委員が答える「介護のお悩み相談会」。ボディメカ二クス・キネスティクスにも詳しい介護のプロフェッショナル葭田委員が、鎌田委員代表を介護を受ける高齢者のモデルにしながら、身体介護のコツを伝授。「動かしたい方向に手のひらでやさしくなでてあげると、介護される人が自分の体重を乗せるだけで移動できます」。魔法のように軽々と行われる移動・移乗の技に、参加者の方からは驚きの声が。

郡山市長
俳優、歌手
ソフィアフィトセラピーカレッジ校長

スペシャルゲストとして、福島県ご出身の俳優梅沢富美男さんと、妻の池田明子さんにも、トークセッションにご参加いただきました。
梅沢さんは18年前に白血病で亡くなられたお母様の介護を妹さんとされ、妻の明子さんは、脳出血で倒れ半身不随となられたお父様の介護を7年ほどされた経験をお持ちです。フィトセラピストとしても活躍される明子さんは、全国の介護福祉施設などで、利用者の方や専門職の方にハンドマッサージを行なうボランティアを続けておられます。
梅沢夫妻は、介護をしている中で「突き詰めて、一人で抱え込んでしまう自分」と、「手を抜きたい、楽になりたいと考える自分」、自分の中の相反する様々な感情に向き合って来られたエピソードをお話しされました。そんなときは、決して一人で抱え込まず、「いろんな自分を認めながら自分で受容しながらいくと、なんとなく時が過ぎていっていろんなことを解決していく」ことが大切なのではないか、と話されました





【大王製紙株式会社 ブース】


【株式会社アートネイチャー ブース】


【株式会社エヌジェイアイ ブース】


【日本ハンドケア協会 ブース】


【中央法規出版株式会社書籍販売ブース&鎌田實サイン会】
- 開催日
- 2017年11月10日(金)
- 会場
- 郡山市民文化センター〔中ホール〕
福島県郡山市堤下町1番2号
- 主催:
がんばらない介護生活を考える会、中央法規出版株式会社
- 特別協賛:
大王製紙エリエールアテント
- 準特別協賛:
積水ハウス株式会社
- 協賛:
- 株式会社アートネイチャー、株式会社エヌジェイアイ
- 後援:
- 厚生労働省/復興庁/経済産業省/福島県/郡山市/日本介護福祉士養成施設協会/福島県社会福祉協議会/福島県社会福祉協議会 老人福祉施設協議会/福島県介護福祉士会/福島民報社/福島民友新聞社/福島テレビ/福島中央テレビ/福島放送/テレビユー福島