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専門家からの応援メッセージ

気持ちの抜け穴をつくって、がんばり過ぎないで。

 母が病気がちになったことから週末の実家通いが始まり、入退院しているうちに痴呆の症状が出て、一時は一人暮らしの父と両方の面倒をみたり。そのうち父にも痴呆の症状が出てほうっておけない状態に。いろいろ病院や施設など調べてもなかなか適したものが見つからず途方に暮れた挙句「えいっ、面倒くさいからみんな一緒に住んじゃえ!」と、両親と、父子家庭だった弟と姪、独身の私で同居し、協力しながら暮らすという方法をとりました。同居後、母は半年で他界。父は自宅介護5年後、病気入院し寝たきりとなり一年8ヶ月後に他界。

 デザイナーという仕事もあったので、介護生活ではとにかく自分の気持ちがめげないように努力しました。弟と二人でやりきれないところは介護家政婦さんを頼んだり、たまにはおしゃれして出かけたり、また家に居てできることを考え、同居後しばらくしてからパソコンを始めました。興味はあってもメカに弱かったので自信はありませんでしたが、苦労しながらも「パソコンを開けば別世界!」に見事にはまり、それ以来無くてはならないものになっています。
 
 映画好きの人なら、思い切って人に任せた時間に映画を一本見に行くとか、ヴィデオを借りてきて一日のお楽しみにするのもいいし。介護はいくら頑張っても、先が見えないので気持ちのやり場がなくなりがちです。それに浸らずにすむように(浸っても決して解決方法にはなりませんから)、長丁場と思って、がんばり過ぎないでどこかに気持ちの抜け穴をつくっておくことがたいせつだと思います。介護する人がめげてしまったら、決してどちらにとってもよい形にはなりませんから。


横森 美奈子(よこもり みなこ)
1972年よりファッション・デザイナー。手掛けたブランドは「メルローズ」「ハーフムーン」「バルビッシュ」など。現在は(株)ワールドよりの新大人服ブランド「スマート・ピンク」ディレクター。NHK教育TV「おしゃれ工房」レギュラー。本や連載の執筆も。「がんばらない介護生活を考える会」賛同者。

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