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介護する側にも、される側にもやさしい、新しい介護の考え方

専門家からの応援メッセージ

介護は人生の一部です。大変な時期だからこそ自分を楽しませてあげて。

  介護は生活の一部です。完全な子育てがないように、完全な介護もありません。お互いにほどほどの自由が許容される環境で介護生活がおくれたらと思っています。一般的に介護が始まると、趣味や仕事など今までやってきたことをやめてしまう方が多いようですが、介護も子育てと同じでいつか終わります。ただ、いつまで続くか予測ができません。介護生活が終わるまで、自分の人生を凍結して介護に専念しようという姿勢のかたもいらっしゃいますが、私はむしろ、自分のためにやっていることは続ける、あるいはやりたいことがあるならば、すぐに始めることを勧めます。介護は人生の喪失ではなく、一つの要素なのですから・・・。介護しながら、わずかでも自分の夢につながることが続けられたら気持ちにゆとりが生まれます。ストレスの多いときだからこそ、自分自身をねぎらい楽しませてあげてください。

  私は、長年、介護する人、される人のカウンセリングを行ってきましたが、同時に、介護者同士を結びつけることもしています。介護の経験のない専門家は介護される側の立場に同情するあまり、ときとして介護者を傷つけたり疲労させたりする場合があります。 

  また、孤立した介護をしていると、「自分一人が苦労している」と感じ、犠牲を強いられているような心境に陥りやすいものです。こういった感情はストレスを増大させますが、そんな時、同じ立場の人に苦労を分かってもらえると気分がすっきりして元気がでます。私自身も両親と義理の父の介護を経験しましたが、「話せば分かってもらえる、頼めば助けてもらえる」と思える存在があることで、ずいぶん気持ちが楽になりました。

  それから、介護サービスは、「まだ大丈夫」といううちに慣れておくことがたいせつです。サービスを上手に使いこなすには、余力のあるうちに試行錯誤を繰り返す必要があるからです。当然、介護が重くなっていくと核家族の介護力だけでは立ち行かなくなってきます。サービスは知っていても使わなかったり、使おうとも思わなければ決して楽にはなりません。困ったときに助けを求める能力は、人が生き残るためにとても重要なものです。介護する人もされる人も、お互いに一回きりの人生ですから、サービスや援助などを賢く利用して「がんばり過ぎない、がんばらせない」介護生活を実現したいものです。

別府 明子(べっぷ あきこ)
「がんばらない介護生活を考える会」委員。筑波大学大学院修了。社団法人友愛の灯協会理事、近畿大学・九州短期大学講師、品川介護福祉専門学校講師、明治学院大学附属東村山中学校・高等学校スクールカウンセラー。著書に「私らしい生きかたを求めて-女性と生涯学習」(共著、玉川大学出版部)がある。

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